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  • 禁煙日記:100日経過。

    禁煙を始めたのが2013年2月7日。ちなみに2月9日は母の誕生日です。僕が幼い頃、母は肉屋でパート勤めをしていました。肉屋に勤めて誕生日が2月9日(肉の日)。家族の誕生日を忘れることはあっても母の誕生日だけは忘れたことはありません。

    スタート前から脱線しました(^^ゞ
    本題ですが、禁煙生活をスタートして100日が経過しました。

    JTから執拗に送られてくるサンプル品を吸ったり、飲み会での貰いタバコなんかは何度かやりましたが、基本的には吸わない生活(禁煙生活)継続中です。

    そういえば、このブログ上で禁煙の方法について書いてなかったので、さらっとご紹介してみます。

    まず「よし、禁煙しよう!」と思ったのと同時に、禁煙外来(健康保険を使って通院しながら禁煙する)というのは決定事項でした。タバコを吸い続けるのに比べたら安いもんだ、というのは知っていたので。

    まずは病院探し。Googleさんが強くサジェストしてきたサイトが「すぐ禁煙.jp」。小西真奈美がかわいいからこのサイトで探そうと決めたわけではありません。

    保険利用可能な病院を検索する機能が設置されており、調べてみたところ、福岡市内に100件程度。一覧を眺めてみましたが、禁煙外来に特化したような病院は特に見当たりません。禁煙を経験した先生がいる病院がいいなぁと思ったところで、そんな情報を公開しているような病院があるわけもなく、まぁどこに行っても変わらんだろうということで、通院に便利な場所のとある病院をチョイス。即日電話で予約を入れて、翌朝イチバンで病院に行ったのでした。

    まずは軽い問診と、吐く息に含まれる一酸化炭素濃度の測定。
    1分も経過することなく、重度のニコチン中毒と診断されました。
    おめでとう、俺。

    その後、禁煙の誓約書を書かされ(たぶん意識を持たせるため)、薬(ニコチンパッチ、またはチャンピックスという頓服薬)の選択を迫られ、「どっちが効きます?」に対して、「わかりません。飲み薬(チャンピックス)の方が聞くという話は聞きますけど」という曖昧な回答。ありがとう、先生。チャンピックスにするよ。

    と、方針を決定したところで、チャンピックスの服用方法について説明を受けます。

    飲み始めて3日間は0.5mg錠を1日1回。次の4〜7日目は朝晩の2回飲んでください。
    その間はまだ喫煙しても構いません。
    8日目からは1mg錠になりまして、その日からが完全に禁煙することになります。

    そうか、禁煙記念日なんて甘かった。
    結婚記念日から禁煙しよう、とか、40歳の誕生日を境に禁煙しよう、なんて選択の余地は無かったわけだ。
    そんな感じで僕の禁煙開始日は無造作に2月7日(木)と決まったのでした。

    ちょっと話は戻って「チャンピックス」という薬について。

    脳内には、タバコを吸いたい成分(ニコチン受容体)というものがあり、タバコを吸うと、その吸いたい成分から、満足成分(ドーパミン)がジワ〜〜〜っと出てくるのだそうです。この「チャンピックス」という薬は、タバコを吸わなくても、常時満足成分をジワ〜〜〜っと出すのだそうです。別にタバコがマズくなる薬ではないのです。

    で、「すぐ禁煙.jp」にも服用するにあたっての注意というのが書いてあるのですが、副作用あり〼。主なものとしては、吐き気、頭痛、上腹部痛、便秘、お腹のはり、普段と違う夢をみる、不眠とあります。病院の先生からは「欝の人が飲むと、死にたくなるそうなので注意してくださいね」という温かい助言もいただきました。

    僕が実際に経験した副作用としては、

    【吐き気】服用して最初の3日間はこれがツラい。唾を飲んでもウプっとなる。元々二日酔いのために吐き気がしていたという可能性も拭えない。

    【便秘】これは逆に良い副作用。普段のお通じがユルユルなので、この便秘という副作用によってかよらずか、いい感じのお通じになりました。

    【不眠】なりました。就寝後2〜3時間くらいで目が覚め、そこから再び眠りにつくことができない。で、朝方になって何故かようやく睡魔。なので、朝が非常にツラい。

    【普段と違う夢をみる】なりました(笑。普段あまり夢を見ません。見たとしても週一とかそのくらい。チャンピックス服用期間、ほぼ毎日夢を見ておりました。しかも、なんか無駄に映画みたいに高揚感のあるやつ。SFものとか冒険ものとか。不思議とエッチな夢は見ない。脳に直接影響する薬だから、興奮するのかしら。正直、この薬恐い、と思った。

    てな感じでしょうか。

    結局、禁煙期間で何が一番ツラいかというと「空き時間、区切りの良いタイミングで何をすれば良いかわからない」ということ。

    今までだと、コリコリとプログラムを書いて、デバッグして、1つの機能ができるのがだいたい1時間くらい。そのタイミングでアップロード完了!よしタバコでも吸うか!!となるわけ。
    ご飯食ってごちそうさま!よしタバコでも吸うか!!ってなるわけ。
    起きた。ウンコした。家出た。職場着いた。PCオンした。起動した。メール見た。返事書いた。
    その全てのタイミングで、よしタバコでも吸うか!!となるわけ。

    そのタイミングで何をすれば良いかわからない。
    これが一番しんどかった。

    結局スマホに依存して、
    ・TwitterやらFacebook見たり
    ・シンプルなゲームやったり
    で切り抜けました。

    実際に切り抜けきってしまうと、一段落したところで何かをしなければならない(タバコを吸うとか)っていうのはただのタバコを吸うきっかけを探していただけ(しかも強迫観念的に)であって、別になにかのタイミングで何かをする必要はないということがわかった。理解した。脳と体で。あぁ、そうなのか……って。

    健康保険内で通院できるのは12週まで。それを超えると保険適用外(また1年経つと保険が効くようになるらしい)。
    もう通院は終わりました。
    12週の後半は薬飲むの忘れてました。

    まだ「タバコ辞めました」というよりは「禁煙中です」という感じです。
    いまだにちょっと貰いタバコします。
    打ち合わせで職場にお客さんが来て、その人が喫煙者なら、ほぼ「タバコ1本いっすか?」って貰ってる。

    けどまぁ、ボクの生活習慣から「喫煙」という習慣はなくなりつつあるようです。
    次は「禁煙日記:1年経過」とお楽しみに!!

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  • もうね、辞めちゃうことにしました。

    ふと頭を過ぎったこと。

    たかじんさんが食道癌で未だ療養中。雨上がりの宮迫さんは早期の胃癌で早々に復帰。
    中村勘三郎さんに至っては帰らぬ人となりました。

    もしいま、ボクが癌になっちゃったら、ボクの周りはどうなるんだろうね。

    仕事はなんとかなるだろう。ボクレベルのエンジニアなんて掃いて捨てるほどいるだろうし。
    多少の貯蓄もあるから、ちょっとぐらい休んでも食っていけるだろう。
    癌って言っても100%死ぬわけじゃないし、ボクは結構の運が良い方だから、死にゃしないだろう、たぶん。

    で最後に、それをウチの奥さんに伝えたとき、どういうリアクションなんだろうと思ったの。
    たぶん、狂ったように泣きじゃくるんだろうな。
    まだ狂ったように泣きじゃくる奥さんの姿は見たことないけど、たぶん想像できる。

    たった一瞬、それを思い浮かべただけなんだけど、それがずっと頭に残ってて、胃の奥の方をグッと鷲掴みにされた感じがしばらく続いています。

    そんな姿、見たくないなぁ。

    というわけで、

    とりあえずタバコを辞めてみることにしました!

    実際、禁煙スタートしたのは2月7日(木)の0時。
    なので一ヶ月は禁煙が続いてることになります。
    飲み会なんかで1〜2本貰いタバコしてるところを見かけても見逃してくださいね。