ここ最近、暇。
原因は主に2つ。
長く付き合っていたクライアント(制作会社)と縁を切ったこと。
飯の種(客の要望に合わせたオリジナルCMS開発や、SNSを絡めたキャンペーンサイトのシステム開発など)のブームが去ったこと。
まぁそんな訳なので、いろいろ検証する時間が確保できまくりで、なんかいろいろなことが見えてきました。
みんな大好きWordPress!
もうデザイナーさんレベルでサイトが構築できちゃうから、ぼくみたいなプログラマーは用なし。
独自のCMS開発に予算突っ込めるほどリッチなクライアントさんもいない。
なので、意外と開発者が少なめで、WordPressでサイト構築してる人らがちょっと困っていることをカバーしているツール(CMSとか)ないかなぁ〜と探してたら、まぁちょっとマイナーだけど使えそう!というCMSが幾つかありました。
まぁ具体的には挙げないけど、3つほどピックアップして、触ってみました。
触ってみるからには、何か目標を。
WordPressの公式テーマである「Twentyfifteen」の完コピ。
HTMLやCSSの実装はもちろん、CMSが提供しているデザインカスタマイズも組み込みたい。
たとえばTwentyfifteenのカラースキームを、検証対象のCMSのデザインカスタマイズ機能で組み込んだり、とか。
結果。全滅。
まず、管理画面がダサい。とにかくダサい。恥ずかしくて納品できないレベル。
で、まぁ我慢できるレベルだと感じた唯一のものがconcrete5でした。(日本語メンバーの活動も盛んみたいで、コミュニティに質問投げたら速攻でレス付きましたw)
でもね。でもね。
4月から1ヶ月ほどゴリってみましたが、やっぱ無理でした。
考え方が間違ってるのかもしれないけど、例えばWordPressを使ってサイト構築する場合(クライアントワークです)、
・テーマ作成
・適切なプラグインの導入
・足りない機能はfunctions.phpで追加したり、独自のプラグインを開発
で足りる。ウィジェットは使わない。
だけど、検証してみたconcrete5は、基本的なテーマカスタマイズはOKだけど、その中の要素(テキストエリアだとか画像の埋め込みやら)ってのがWordPressのウィジェットみたいな感じ。ドラッグアンドドロップでサイトができちゃいますよ!的な。
ウィジェットみたいなもんだから、その部分のHTMLやらCSSがブラックボックスみたいになってて、HTMLの構造やらクラスやらIDやらが変更できないとか、変更できたとしても完璧じゃない(一部はそのCMSの仕様に準拠したり、テンプレートを選択するなどの更新者のひと手間が必要だとか)ものが多い。
改めて向き合ってみると、WordPressは自由度が高い。
テーマファイルも、結局はPHPだし、WordPressの内部関数もオープンになってるから、テーマから無理やり呼び出してどうにかこうにか希望の機能が実装できる。WordPressの外からWordPressの関数が呼び出せるのもまた良い。
そんな訳で、やっぱり原点回帰。
WordPressをより深く学んでみるモードに入っています。
現在、これ( ↓ )が電子書籍化されているのを待っているところです。(願わくばKindleで)
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